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【お別れ体験記】代表 仁部と愛兎ララのお話

2024.09.29

【お別れ体験記】代表 仁部と愛兎ララのお話

ディアペット代表の仁部(にべ)でございます。

2018年4月14日、9年間家族として共に生活したウサギのララが旅立ちました。
わたしは幼少期から動物が好きで、犬や猫と一緒に生活してきました。

ララは、娘がどうしてもウサギと暮らしたいということで、娘の6歳の誕生日にお迎えした子です。 ララはウサギ専門店で売られていた子ですが、残念ながら売れ残り、大きくなっていた子でした。

なんとなく悲しそうな目をしているように見えて、 自分の家で幸せにしてあげたいと思い、この子に決めました。 家の中で放すと、嬉しそうに走り回り、時にはコードをかじってしまったり、 家具をダメにしてしまったりと手を焼きましたが、それでもかわいいかわいい家族でした。

特に人になつくわけでもなく、抱っこも何もさせてくれない子でしたが、 家に帰るといつも、そこに居る。 そのことがどれだけ幸せなことだったのかと、旅立った今、より深く感じています。

旅立ち

旅立つ数日前からご飯を食べなくなり、年齢からしてもいよいよだと思っていました。 最期は、バタバタっとケージの中を2~3周走り、ぴたりと動かなくなりました。

きっと苦しかったのでしょう。 でも、活発なあの子だったからこそ、この世で最後に思いきり走ったのだとも思いました。

ララには、ディアペットで最高の棺を用意し、好きだったフードを一緒に入れてあげました。

火葬の都合で1週間近く自宅に居ることになったので、毎日保冷剤をあてがい、 少しでもそのままのララで居られるよう努めました。

いよいよ火葬となると、たとえ動かなくても居てくれた子の姿がなくなります。 旅立ったその瞬間よりも悲しく、寂しい思いがしました。

家族みんなでララを抱きしめ、涙し、お見送りしました。

お別れ

ララの火葬はさいたま市の公営火葬場にお願いしました。

わたしはララのためにお骨壷を作って火葬を迎えましたが、 失礼ながら火葬場には「これ!」という骨壷はありませんでした。

きっと、お骨壷に種類があることも知らず、そのままの方もいらっしゃるのでしょう。

わたしがララにしてあげたように、皆さんもかわいいお骨壷を用意したり、 もっとできることがたくさんあります。

ディアペットでも、さらにご提案ができるようにしていかなければならないと思いました。

火葬後の供養 

いま、ララのお骨は自宅でいつも居た場所に安置しています。 ララに似合うお位牌も作りました。

ララは、わたしたち家族の歴史とともに居ました。 娘や息子の多感な時期を見守り、癒してくれたこともあったでしょう。

妻にはララの世話をほとんど任せてしまいましたが、よくやってくれました。 わたしも、ララの愛くるしい表情やしぐさに和まされ、どれだけの愛情をもらったかわかりません。

心からの感謝を込めて、これからも供養していきます。

一周忌を迎えて

今日は愛兎・ララの1周忌でした。

ララのいない毎日に慣れていくことは、私たち家族にとって簡単なことではありませんでした。
ララのいないケージを見ては涙する毎日でした。

それでも、小さな小さなお骨壷を抱き、お位牌に手を合わせることで、
少しずつではありますが心が落ち着いていきました。

実は、娘は「仏具なんて嫌だ。余計に寂しくなる。」
と言って、ララの旅立ちの直後は、なかなか手を合わせることはありませんでした。
今では「うさぎのイラストがかわいい!」と気に入り、
自ら進んでお線香を手向けています。

1年経ったいま、居てくれることが当たり前だった日々の尊さを改めて感じます。


どうか、ララが月に帰って穏やかに過ごし、私たち家族とディアペットに関わってくださった皆さまを見守ってくれることを願います。

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