「ペットのお盆って、何を飾ればいいの?」
「盆提灯や精霊馬って、どんな意味があるの?」
「新盆だけ必要なものってある?」
毎年、お盆の時期が近づくと、ディアペットの店舗でもこうしたご相談を本当に沢山いただきます。
お盆用品には、
“迷わずおうちへ帰ってきてね”
という、ご家族さまのやさしい願いが込められています。
だからこそ、
「これ、うちの子らしいね」
「こっちの方が喜んでくれるかな」
と、あの子を想いながら選ばれる方がとても多いんです。
お盆供養に、絶対の正解はありません。
盆提灯を灯しても、
好きだったご飯を並べても、
「おかえり」と声をかけるだけでも、
きっと想いは届いています。
この記事では、
- 盆提灯
- 精霊馬
- 白紋天(白提灯)
- ほおずき
- 迎え火・送り火
- お供え
など、ペットちゃんのお盆用品に込められた意味を、専門店スタッフの視点からやさしくご紹介します。

目次
ペットのお盆用品には、「帰ってきてね」の願いが込められている
お盆用品の多くは、
お空から帰ってくるお子さまが、
「迷わずおうちへ帰ってこられるように」
という願いを込めて飾られています。
盆提灯の灯りも、
精霊馬も、
迎え火も、
ほおずきも。
すべて、
「ここがおうちだよ」
と伝えるためのもの。
大切なお子さまが、帰る場所の目印となるものなんです。

ペットのお盆はいつ何をするの?
お盆は一般的に、
- 迎え日(13日頃)
- お盆の中日
- 送り日(16日頃)
という流れで過ごします。

👉おすすめ記事
『ペットにもお盆ってあるの?|新盆(初盆)はいつ?何をする?供養方法を専門店スタッフがやさしく解説』
迎え日
- 迎え火を焚く
- 盆提灯を灯す
- 「おかえり」と迎える
お盆の中日
- 好きだったものをお供え
- 一緒にゆっくり過ごす
- 写真に話しかける
送り日
- 送り火を焚く
- 「また来年も帰ってきてね」と見送る
盆提灯(ぼんちょうちん)
盆提灯は、
お空から帰ってくるお子さまにとって
おうちの“目印”となる灯りです。
「ここがおうちだよ」
「迷わず帰ってきてね」
そんな想いを込めて飾ります。

最近では、
- 小さなスペースにも飾りやすい
- 電池式で安全
- コードレスで置きやすい
という理由から、
ミニタイプの盆提灯がとても人気です。
一方で、
「夜も長く灯してあげたい」
という方は、コードタイプを選ばれることもあります。
世界にひとつだけの「写真入り盆提灯」も人気

最近は、お写真を入れて作るオーダー盆提灯も人気です。
「よりあの子らしく、迎えてあげたい」
そんなお気持ちで選ばれるご家族さまも沢山いらっしゃいます。
ただし、オーダー品は制作にお時間をいただくため、早めの準備がおすすめです。
▼写真入り盆提灯はこちら
👉ペット盆提灯 「花まゆ」
👉ペット盆提灯 「桔梗」
▼お名前と日付入りなら
👉盆提灯 お名前と没年月日が入る「お迎え提灯」

「うちの子らしい提灯を選びたい」
ディアペットの店舗では、
「足あと柄がうちの子っぽいかな」
「桜が似合いそう」
「優しい色の方が好きそう」
と、お子さまを思い浮かべながら
選ばれるご家族さまも
多くいらっしゃいます。
“選ぶ時間そのものが供養”
そんな風に感じる瞬間です。
精霊馬(しょうりょううま)
精霊馬は、
お空とおうちを行き来する“乗り物”です。
きゅうりの馬には、
「早く帰ってきてね」
なすの牛には、
「ゆっくり戻ってね」
という願いが込められています。

本物の野菜で作られることもありますが、
- 暑さで傷みやすい
- 虫が気になる
という理由から、最近では、
なども人気になっています。
ちなみに筆者は、
毎年クリスタル精霊馬を飾っています。
「ひんやりして気持ちよさそうだな」
そんな風に思って選びました。

「小さい方がうちの子らしいかな?」
精霊馬を選ばれる時、
「こっちの方が乗りやすそう」
「小さい方があの子らしいかも」
なんて、ご家族さまとお話することもあります。
“どんな風に帰ってきてくれるかな”
そう想像しながら選ぶひとときは、
とてもあたたかい時間です。
白紋天(しろもんてん)|新盆だけの白い提灯
白紋天(白提灯)は、
新盆(初盆)の時に飾る白い提灯です。
「清浄無垢の白で霊を迎える」
という意味があります。

「初めて帰ってくるお盆だから、しっかり迎えてあげたい」
そんなお気持ちから、新盆のご家族さまが準備されることが多いお飾りです。
なお、白紋天は新盆だけのお飾りなので、毎年飾るものではありません。
👉新盆セットページ
※新盆セットの白紋天はお飾りなので点灯しません。
ほおずき
ほおずきは、
“提灯”に見立てて飾られるお盆飾りです。
明るいオレンジ色が、
お子さまの帰り道を照らしてくれるとも言われています。

本物のほおずきを飾るのも素敵ですが、
最近では、
なども人気です。
ディアペットでご用意しているちりめん素材のほおずきには、
小さな鈴が入っていて、
ころころとやさしい音が鳴るんです。
「あの子が好きそうな音」
そう言って手に取られる
ご家族さまもいらっしゃいました。
迎え火・送り火
迎え火は、
お空から帰ってくるあの子の道しるべ。
送り火は、
また迷わずお空へ戻れるように焚く火です。
昔は「おがら(麻の茎)」を燃やしていました。
炎や煙が、
帰り道を照らしてくれると言われています。

最近では、
- 室内で火を使えない環境
- 小さなお子さまやペットがいる
などの理由から、
- ロウソクタイプ(おがらを模したキャンドル)
- ロウソクの芯を火種にするタイプ
- ロウソク・線香で代用
を選ばれる方も増えています。
無理をしなくて大丈夫。
“迎えたい”
その想いがきっと一番大切です。
火を使う時の注意点
- 周囲に燃えやすいものを置かない
- すぐ消火できるよう水を準備する
- マンションのベランダなどで焚く場合は、管理会社へ確認する
など、安全に配慮して行ってくださいね。
【動画でご紹介】迎え火・送り火の焚き方や意味
お供え|「あの子が好きなもの」を自由に
お供えには、
決まりはありません。
- 好きなおやつ
- ご飯
- フルーツ
- ケーキ
- 唐揚げ
- お刺身
- ちゅーる
- チモシー
- 葉物野菜
など、“あの子が喜びそうなもの”をお供えされる方が多いです。

「生前は食べられなかったものを、今は自由に食べてくれるかな」
そんな想いでお供えを選ばれる方もいらっしゃいます。
また、
- 暑さで傷みやすい
- 虫が気になる
という場合は、
- キャンドル
- フェイクスイーツ
- 造花
- プリザーブドフラワー
などを使うのもおすすめです。
最近では、食べ物を模した
なども人気です。

お水も忘れずに
暑い夏の空を駆け抜けて帰ってきてくれるあの子へ、
ぜひ新鮮なお水もお供えしてあげてくださいね。
お盆用品はどこに飾る?
基本的に、
決まりはありません。
- お骨
- 写真
- 位牌
- 仏壇
などを安置して、
普段供養している場所へ飾れば大丈夫です。
特にリビングで供養されているご家族さまが多い印象です。

ただ、お盆の時期はお供えなどが増えるため、
- お盆の間だけ広い場所へ移動
- テーブルを追加
- 盆棚を作る
という方もいらっしゃいます。
「こうしなければいけない」
ではなく、
“あの子を想いやすい場所”
を選んであげてくださいね。
お盆用品は毎年使っていいの?
盆提灯
毎年使って大丈夫です。
精霊馬
毎年使えますが、わらなどの天然素材のものは劣化に注意しましょう。
白紋天
初盆だけのお飾りです。
※要補足
お供え
食品は期限内に食べ切るようにしましょう。
もし、お供えしたペットフードやおやつを、
「他に食べてくれる子がいない」
という場合は、未開封・消費期限3か月以上のものに限りますが
ディアペットの「いのちのバトンプロジェクト」でお引き取りできる場合もあります。
いのちのバトンプロジェクトでは、
旅立たれたお子さまたちの遺品としてのこされた
ペットフードやおやつ、ペットシーツなどをディアペットがお預かりし、
保護犬・保護猫のお世話をされている支援団体さまへ寄付しています。
使い終わったお盆用品はどうする?
毎年、お盆が終わる頃になると、
「盆提灯や精霊馬はどう片付ければいいですか?」
というご相談を沢山いただきます。
提灯やガラス製の精霊馬は、毎年繰り返し使っていただけます。
ただ、天然素材のものや傷みが気になるものは、お焚き上げ供養を選ばれる方もいらっしゃいます。
ディアペットでは、ご住職による読経ののち、お盆用品を丁寧にお焚き上げする供養サービスを行っています。
「ありがとう」の気持ちを込めて、最後まできちんと送り出したい。
そんなご家族さまのお気持ちに寄り添うご供養です。
※お焚き上げ供養祭では、ディアペットで購入されたお盆用品のみを受付ています。
まとめ|“うちの子らしいお盆”で大丈夫
お盆用品には、
「あの子が迷わず帰ってこられるように」
という願いが込められています。
でも、
全部揃えなくても大丈夫。
- 提灯を灯す
- 好きなものをお供えする
- 「おかえり」と話しかける
そのひとつひとつが、
大切なお盆供養です。
「この提灯、うちの子っぽいね」
「この精霊馬、乗りやすそうかな」
そんな風に、
あの子を想いながら選ぶ時間も、
きっと愛情そのもの。
今年のお盆も、
「おかえり」と笑顔で迎えられる、
あたたかな時間になりますように。
👉 初盆セット


この記事を書いた人
荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。





