涙は愛のかたち。ペットロスと向き合うために、いま大切にしたいこと | ペット火葬・ペット葬儀は『うちの子セレモナビ』byディアペット

「いつまでも泣いていたら、あの子が悲しむよ」

うちの子をお空へと見送り、悲しみに暮れるなかで、
そんな言葉をかけられた経験のある方も多いのではないでしょうか。

私自身もうちの子を亡くした当時、
「自分が悲しむことで、あの子まで悲しい思いをするのでは」と、
心が苦しくなったことがありました。

けれど、ディアペットでたくさんのご家族さまと出会い、
お話をうかがうなかで、少しずつ考え方が変わっていったのです。

このコラムでは、あくまで筆者個人の想いとして、
ペットロスの悲しみとのひとつの向き合い方をご紹介いたします。

「泣いたら、あの子は悲しむのかな？」

「旅立った自分のために家族が泣いていたら、あの子は悲しむかもしれない」

大切なわが子を想えばこそ、自然とそんな気持ちになるものです。

「それなら、無理にでも笑っていた方が、安心してもらえるのかな？」

そんなふうに悩んだこともありました。

けれど、思い返せば、うちの子は、
私が落ち込んでいる時にはすぐに気づいて寄り添ってくれた子でした。
動物たちは言葉こそ話さなくても、家族の気持ちを敏感に感じ取る力を持っています。

だからこそ、悲しみを隠して笑っていても、
きっと「なんだかおかしいぞ？」と首をかしげることでしょう。

むしろ、理由のわからない家族の変化に、不安を感じてしまうかもしれません。

悲しいときに泣いてしまうのは、当たり前のこと。
それは、大切な存在を想うからこそ流れる涙です。

無理に我慢するよりも、
「こんなに泣くほど、あなたのことが大好きだった」
そのままの気持ちを届けることが、なによりの供養になるのではないでしょうか。

私たちは生きている間、ずっと「大好き」を伝えてきました。
旅立った今だって、その伝え方が変わるわけではありません。

悲しみの底にいる時、笑顔になれなくても大丈夫です。

でも、心の奥にある「愛してる」という気持ちは、きっとあの子に届いています。
そして、涙を流しながらでも想いを届け続けるうちに、いつか

「あの子が笑ってくれるように、私も笑ってみようかな」

そんなふうに、やさしい気持ちで笑える日が来るかもしれません。

今、涙を流しているあなたへ。
どうか、その涙をなくそうとなさらないでください。
涙は、あなたの愛の証です。

お空の上のうちの子も、きっとその想いを受け止めてくれているはずです。

ディアペットのオンラインショップ・実店舗では、
うちの子への想いを届ける供養品や、お悔やみの贈り物なども多数ご用意しております。

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https://item.dearpet.memorial/

どうか、大切な想いを届けるお手伝いができますように。

この記事を書いた人

荒木奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。