
春のお彼岸は、大切なペットを偲び、心を込めて供養する大切な時期です。
お供えするお花には、それぞれ意味があり、花言葉を知ることでより気持ちを込めた供養ができます。
今回は、春のお彼岸に見ごろを迎え、ペットの供養にふさわしい花を5つご紹介します。
目次
お花をお供えする意味って?
お花をお供えすることは、単なる飾りつけではなく、深い意味があります。
その美しさや香りを通じて、亡くなったペットへの敬意や愛情、感謝の気持ちを表現し、想いを届ける方法のひとつです。お花の花言葉は、故人やペットとの思い出を鮮明にし、その存在を感じる手助けをしてくれます。特に春のお彼岸にお花をお供えすることは、季節の移ろいを感じながら、亡くなったペットと再び繋がる大切な時間となるでしょう。
また、お花の生命力は「生きる力」の象徴とされ、ペットが安らかに過ごしていることを祈る気持ちを込めることができます。お花の色や種類を選ぶことで、心の中でペットとの絆を深めることができ、供養の時間をより意味深いものにすることができますよ。
1. ラナンキュラス
(花言葉:「あなたは魅力に満ちている」)
春の訪れとともに美しく咲くラナンキュラスは、豊富な花びらが特徴の華やかなお花です。
花言葉には「あなたは魅力に満ちている」という意味があり、大切なペットとの思い出を優しく彩ります。
- 開花時期:2月~5月
- お店に並ぶ時期:2月中旬~4月
- おすすめの色:ピンク(愛情)、黄色(幸福)、白(純粋)

2. フリージア
(花言葉:「感謝・無邪気」)
フリージアは春の香りを運ぶ可憐なお花で、特に「感謝」の花言葉がペット供養にぴったりです。
ペットとの素敵な思い出に感謝を込めてお供えするのにおすすめです。
- 開花時期:2月~4月
- お店に並ぶ時期:2月~3月
- おすすめの色:白(純粋)、黄色(友情)、紫(思い出)

3. スイートピー
(花言葉:「門出・優しい思い出」)
スイートピーは、春にふんわりとした優しい色合いで咲く花で、
「優しい思い出」の花言葉がペットとの思い出を象徴するのに最適です。
- 開花時期:1月~5月
- お店に並ぶ時期:12月~4月
- おすすめの色:ピンク(優しさ)、白(感謝)、青(希望)

4. チューリップ
(花言葉:「思いやり・永遠の愛」)
春の代表的な花の一つであるチューリップには、
「思いやり」「永遠の愛」という花言葉があり、ペットへの深い愛情を表現するのに最適です。
- 開花時期:3月~5月
- お店に並ぶ時期:12月~4月
- おすすめの色:赤(愛情)、白(新たな旅立ち)、黄色(明るい未来)

5. カスミソウ
(花言葉:「純潔・感謝」)
カスミソウは、小さな花が集まってふんわりとした印象を与える可愛らしい花です。
「感謝」という花言葉があり、ペットへの感謝の気持ちを込めてお供えするのにぴったりです。
- 開花時期:4月~7月
- お店に並ぶ時期:1年中(特に3月~6月が多い)
- おすすめの色:白(純粋な愛)、ピンク(優しさ)

まとめ
春のお彼岸にお供えするお花は、ペットへの感謝や愛情を表現する大切なものです。
今回ご紹介した花々は、どれも優しい色合いと意味を持ち、ペットを偲ぶのに最適です。
大切なペットとの思い出を胸に、春のお彼岸にぴったりのお花を選んでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。