INFOお役立ち情報

愛するペットとの絆を永遠に  - 遺骨ジュエリーという新しい供養の形

2024.10.27

愛するペットとの絆を永遠に  - 遺骨ジュエリーという新しい供養の形

ペットは私たちの生活に寄り添い、家族同様の存在として大切な思い出を作ってくれます。しかし、いつかは別れの時が訪れます。その時、どのようにペットを供養し、その思い出を残していくべきでしょうか。今回は、ペットの供養と、近年注目を集めている遺骨ジュエリーについて詳しくご紹介します。

遺骨ジュエリー – 新しい供養の形

遺骨ジュエリーとは、ペットの遺骨や毛、歯などを特殊な加工を施してジュエリーに仕上げる新しい供養方法です。この方法が注目を集めている理由と、その魅力について詳しく見ていきましょう。

遺骨ジュエリーの特徴

  1. 常に身につけられる:
    ネックレスやリングなど、日常的に身につけられるアクセサリーとして作られます。
  2. 個性的なデザイン:
    シンプルなものから華やかなものまで、様々なデザインが選べます。
  3. 耐久性:
    特殊な加工により、長期間保存が可能です。
  4. プライバシーの保護:
    一見すると通常のジュエリーと変わらないため、他人に気づかれることなく供養できます。

遺骨ジュエリーの種類

  1. ペンダント:
    最も一般的な形状で、首からさげて使用します。
  2. リング:
    指輪タイプで、常に手元に置いておけます。
  3. ブレスレット:
    手首につけるタイプで、さりげなく身につけられます。
  4. イヤリング:
    耳につけるタイプで、ペアで作ることもできます。

遺骨ジュエリーの作り方

  1. ペットの遺骨や毛、歯などを少量用意します。
    ジュエリーの種類により必要な遺骨の量は異なるので専門業者へ確認しましょう。
  2. デザインと素材を選びます(金、銀、プラチナなど)。
  3. 専門業者に依頼し、特殊な技術で遺骨などをジュエリーに加工します。
  4. 完成したジュエリーを受け取ります。

注意点として、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
評判や実績をよく確認し、丁寧な対応をしてくれる業者を選びましょう。

遺骨ジュエリーの魅力

1. いつでもペットを感じられる

遺骨ジュエリーを身につけることで、いつでもどこでもペットの存在を感じることができます。散歩していた場所を歩いたり、ペットと過ごした思い出の場所を訪れたりする際に、ジュエリーを通してペットの存在を感じられるのは大きな慰めとなります。

2. ペットロスの癒しに

ペットを亡くした悲しみは深く、その喪失感を乗り越えるのは容易ではありません。遺骨ジュエリーは、その癒しの過程を助ける役割を果たします。ペットの一部を常に身近に感じることで、徐々に喪失感を和らげ、前を向いて生きる力を与えてくれます。

3. 思い出の継承

遺骨ジュエリーは、世代を超えて受け継ぐことができます。家族や子孫にペットとの思い出や絆を形として残すことができ、新たな家族の歴史を作り出すきっかけにもなります。

遺骨ジュエリーを選ぶ際の注意点

  1. 素材の選択:
    アレルギーの有無や好みに合わせて選びましょう。
  2. デザインの検討:
    日常的に使用することを考え、自分のスタイルに合うものを選びます。
  3. 価格の確認:
    予算に応じて選択しましょう。高価なものもありますが、手頃な価格のものも増えています。
  4. 加工方法の確認:
    遺骨の扱い方や加工過程について、詳しく説明を受けましょう。

【専門家の意見を挿入】
心理カウンセラーによると、遺骨ジュエリーを選ぶ過程自体が、ペットロスを乗り越える一つの方法になるそうです。ジュエリーのデザインを考えたり、思い出を振り返ったりすることで、悲しみを少しずつ受け入れ、前向きな気持ちに変わっていく人も多いとのことです。

まとめ

ペットの供養方法は人それぞれです。

従来の供養の方法から、遺骨ジュエリーのような新しい供養の形まで、自分とペットにとって最適な方法を選ぶことが大切です。遺骨ジュエリーは、ペットとの絆を形にし、その思い出を永遠に残す新しい選択肢として注目を集めています。愛するペットとの別れは辛いものですが、その存在が私たちに与えてくれた愛と幸せは、形を変えて永遠に続きます。遺骨ジュエリーを通じて、ペットとの大切な思い出を胸に刻み、新たな日々を歩んでいく勇気をもらえるかもしれません。ペットとの絆は、生きている間だけでなく、別れた後も続いていくものです。それぞれの方法で、大切なペットとの思い出を心に留め、感謝の気持ちを忘れずに生きていきましょう。

この記事を書いた人

荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。

一覧に戻る

このカテゴリーの記事一覧