
ペット供養に欠かせない大切な供養品のひとつが「ペット位牌」。
「位牌」と聞くと文字だけが入った仏具をイメージされる方も多いかもしれませんが、
いま、ペットのお位牌は大きく進化しています。
今回は、大切なお子さまにぴったりな位牌を見つけていただくために、
後悔のない選び方をやさしくご紹介いたします。
目次
ペット位牌とは?
「ペット位牌」に明確な定義はありません。
ペットのために作られた位牌を、総じて「ペット位牌」と呼びます。
大きさ・素材・デザインはさまざまで、
お名前や日付が刻まれたものであれば、原則としてペット位牌とされています。

ペット位牌に入れる基本情報
一般的に以下の情報が記されます。
- お名前
- 没年月日
- 年齢(享年・行年)
※年齢が分からない場合には、省略しても問題ありません。
また、生年月日~没年月日といった表記や、メッセージを添える方もいらっしゃいます。
人と同じように本格的に供養したい方に
おすすめ:木製・縦書きの位牌(彫刻)
木で作られた伝統的な縦型の位牌。
文字は印刷も可能ですが、彫刻仕上げがより本格的です。
サイズや価格の幅も広く、ご予算に応じてお選びいただけます。

メリット
- 本格的で格式ある供養ができる
- 経年劣化が味になりやすい
- 種類・サイズが豊富
- 木製なら将来一緒に火葬・埋葬も可能
デメリット
- 「ペットらしさ」「かわいらしさ」が控えめ
- 横書きや写真が入れられない場合がある
▶ ディアペットの本格位牌は≪こちら≫
写真入りでかわいく供養したい方に
おすすめ:写真入りクリスタル位牌(カラー印刷)
近年人気の、写真をガラスに印刷したデザイン位牌。
うちの子の笑顔にいつでも会える、癒しのある供養品です。

メリット
- お顔が見られて癒される
- インテリアにもなじみやすい
- デザインが豊富で、うちの子らしさを表現できる
デメリット
- 強い衝撃や誤ったお手入れで破損や印刷剥がれのリスクあり
▶ ディアペットのカラー位牌は≪こちら≫
本格的、だけど可愛い位牌を探している方に
おすすめ:アクリル製ミニ位牌(写真・文字入り)
小さくてかわいらしいサイズ感で、彫刻と写真がどちらも楽しめるバランスの良い位牌です。

メリット
- 持ち運びできるコンパクトサイズ
- 本格性とかわいさを両立
デメリット
- デザインが限られる
- 写真が小さく、耳などが切れてしまう可能性も
▶ ディアペットのアクリル位牌は≪こちら≫
写真入りで、色あせないものを選びたい方に
おすすめ:クリスタルガラス内彫刻(レーザー彫刻)
写真をカラー印刷するのではなく、ガラスの中にレーザーで彫刻するタイプ。
色あせがなく、美しさが長く続きます。

メリット
- 経年劣化せず長く美しい状態を保てる
- 光があたるとキラキラして綺麗
デメリット
- 彫刻が背景と同化し、見えにくいこともある
(特に毛色によって)
▶ ディアペットのクリスタルガラス内彫刻位牌は≪こちら≫
そのほかにも…
今回ご紹介したもの以外にも、ペット位牌には多くの種類があります。
木製、ガラス製、陶器、アクリル、樹脂など、
素材や形状、刻印の方法もさまざまです。
ぜひメモリアル専門店や霊園で実物を見たり、相談しながら
「うちの子にいちばん合う」ものを見つけてくださいね。
最後に:位牌は作って終わりではありません
位牌は、ただ飾るだけではなく、
魂の拠り所として開眼供養(魂入れ)をすることで、
本来の意味を持つようになります。

せっかくお迎えした大切な位牌。
どうか、想いを込めてご供養の場にお迎えくださいね。

この記事を書いた人
荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。