お盆とは?その大切な意味を詳しくご紹介
お盆は日本の伝統的な行事で、先祖や故人の霊が帰ってくるとされる大切な期間です。家族が集まり、先祖を偲び、感謝の気持ちを表すために行う特別な時期として、心温まる行事とされています。
お盆の由来は、釈迦(仏陀)の弟子である目連(もくれん)尊者が、母親の冥福を祈るために修行を行い、母親の霊が救われたという故事に基づいています。
お盆は、家族の絆や先祖への感謝の気持ちを大切にする日本の文化の一部であり、心に温かさをもたらす大切な行事として、多くの人々に愛されています。
2024年のお盆の日程とその意味
お盆の期間は、全国的に8月13日から16日までとなります。しかし、東京などの一部地域では7月13日から7月16日をお盆とする場合があります。他にも、旧暦盆として8月中旬から9月初旬にお盆供養を行う地域もあり、お盆の時期は地域によってさまざまです。
ペットのお盆供養の必要性と方法
元々は先祖や故人の供養が始まりではありますが、「ペットは家族」という考えが浸透していることもあり、近年では「ペットもお盆供養してあげたい」というご家族のお声も増えています。
お盆供養祭に参加したり、自宅でお盆供養を行うなど、想いを込めて大切に供養されるご家族も多く、ペットもお盆供養を行うことがだんだんと認知されてきたといえるでしょう。
ディアペットでもペット用盆提灯や、お盆お迎えセットなどをご用意していますが、そうしたペットのためのお盆用品をご用意することになったのは、「ペットのお盆供養はどうすればいいの?」というお声をご家族からいただいたことがきっかけなんです。
それだけ、「ペットは家族」という想いが今では当たり前のものとなっているのですね。
ペットのお盆供養、具体的な方法は?
ペットのお盆供養をとても簡単にご説明すると・・・お盆は、お空からうちの子がおうちへ帰ってくる期間のこと。だからこそ、迷わずおうちへ帰ることが出来るよう、おうちの目印として盆提灯や精霊馬を飾ったり迎え火を焚いておうちへとお迎えします。
おうちへ帰ってきたうちの子のために、家族だからこそ知っている好物を供えたり、線香やロウソクを灯したり、きれいなお花を飾ったり・・・
お盆供養のために準備されたそのひとつひとつに想いを込めて、いつもよりもきっと近くにいるあの子へ供養を通して大好きな想いを伝えることがペットのお盆供養といえるでしょう。
「おかえり!」とおうちへ迎えたお子さまとおうちでゆっくりとお盆を過ごし、お空の世界へ戻る送り日にはまた迷わずお空へ戻ることが出来るよう送り火を焚いて「いってらっしゃい」「また会おうね」と見送ります。
まとめ:ペットのお盆供養を大切にする方法
ペットのお盆供養も通常のペット供養同様、絶対にしなくてはいけないことはありません。ただ、「何かしてあげたい」と思われた時にはご家族らしいかたちでお盆供養なさってください。
皆さまの大切な家族のために、お盆用品などのペット供養の品は存在しています。ディアペットでも、沢山の中からお子さまらしいお盆用品をお選びいただけるよう、今年も沢山のお盆用品を準備中です。
ご家族おひとりおひとりの中にあるお子さまへの想いが今年のお盆もどうか届きますように。そして、おうちを目指すお子さまたちが迷わずお家へお帰りになりますよう心より祈っています。
この記事を書いた人
荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。