
ペットは家族の一員。愛らしいしぐさや一緒に過ごした日々の思い出は、何年経っても大切なものです。
けれど、時が経つとともに記憶は少しずつ薄れてしまうことも。
そんなときに役立つのが「思い出を形にする方法」です。
今回は、写真や動画の撮り方、ペットの手形・足形の残し方を詳しくご紹介します。
目次
1. ペットの写真・動画を上手に残すコツ
① 日常の「なんでもない瞬間」を撮る
「特別な日」だけでなく、ペットがくつろいでいる姿、あくびをする瞬間、ごはんを食べる表情など、何気ない日常を記録しておくことが大切です。
また、飼い主さん自身も一緒に写ることで、「自分とペットの関係性」も思い出として残すことができます。

② 「動き」も記録する(動画の活用)
写真だけでなく、動画も積極的に撮ることで、ペットの動きや声も残すことができます。
おすすめの撮影アイデア
- おもちゃで遊んでいるシーン(元気な様子が伝わる)
- ご飯を食べているときの音や表情(「おいしい!」という気持ちが伝わる)
- 甘えてくる瞬間(飼い主さんの声も一緒に残すと、より思い出深く)

撮影のコツ
- 自然光を活かして撮ると、温かみのある映像に
- 背景がシンプルな場所(白壁など)で撮ると、ペットがより際立つ
- たくさん撮影しておくと、後から「ベストショット」が見つかる

2. ペットの手形・足形を残す方法
ペットの手形・足形は、「実際のサイズ感」を残せる特別な記録になります。
① インクを使って足形を取る
ペット専用の安全なインクを使い、紙やキャンバスに足形を押します。
準備するもの
- ペット用のインク(または無害の水彩絵の具)
- 厚手の紙(画用紙など)
- 濡れタオル(インクを拭き取るため)
手順
- ペットの足裏の汚れを軽く拭き取る
- インクを薄く塗り、そっと紙の上に押し付ける
- しっかり乾かしたら、額に入れて飾る
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💡 おすすめアレンジ
名前や日付を添えておくと記念品として◎
家族の手形と並べて押すと、より特別な一枚に
ペットの足形を取る際は、インクの成分に注意しましょう。
市販のベビー用インクは比較的安全ですが、使用後は必ず足を洗い流してください。
インクを使うのが難しい場合は、粘土や石膏で足形を取るのもおすすめです。

3. まとめ|思い出を未来へつなぐために
ペットと過ごす時間はかけがえのないもの。
写真や動画、足形アートなどを活用すれば、大切な思い出を形に残すことができます。
「今はまだ元気だけど、いつか来るお別れを考えると寂しい…」と感じるかもしれません。
でも、思い出を残すことは、「過去を振り返る」だけでなく、「今を大切にする」ことにもつながります。
ぜひ、今日からできる方法で、ペットとの思い出を未来へつないでいってくださいね。

この記事を書いた人
荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。