ペットは、日々の暮らしを支えてくれる大切な家族であり、心のよりどころでもあります。
その存在を失ったあと、深い悲しみや後悔、言葉にできない喪失感に包まれるのは、決して不自然なことではありません。
それほどまでに、あなたがその子を愛していた――
ペットロスは、その愛情の深さが生み出す心の反応です。
この記事では、
- ペットロスとはどのような状態か
- よく見られる心と体のサイン
- 自分の状態を確認できるチェックリスト
- 悲しみと向き合うためのヒント
を、やさしく丁寧にお伝えします。
目次
ペットロスとは|愛していたからこそ生まれる心の反応

ペットロスとは、ペットとの別れによって生じる
深い悲しみ、喪失感、虚無感、そして強い後悔の気持ちを含む心の状態を指します。
犬や猫だけでなく、うさぎ・ハムスター・小鳥など、
どんな動物であっても、共に過ごした時間があれば、誰にでも起こりうる自然な感情です。
ペットロスに多い「後悔」や「自責の念」
ペットロスの大きな特徴のひとつが、
「あの時こうしていれば…」という思いが繰り返し浮かぶことです。
たとえば――
- 「もっと早く異変に気づいてあげられたら」
- 「あの日、外出しなければ事故に遭わなかったかもしれない」
- 「別の治療を選んでいれば、結果は違ったのでは」
これらはすべて、
あの子の幸せを心から願っていたからこそ生まれる想いです。
どうか「考えてしまう自分」を責めず、その気持ちごと受け止めてあげてください。
🕊 ペットロスチェックリスト|心と体のサインを確認してみましょう
今のご自身の状態を、そっと振り返ってみてください。
心と体に現れやすいサイン
□ 涙が止まらない、何をしていても涙が出てくる
□ 寝つけない、夜中に何度も目が覚める
□ 食欲がない、または過食してしまう
□ 何もする気になれない、無気力を感じる
□ 突然涙が出る、怒りや苛立ちが湧く
□ あの子の気配を感じる、声が聞こえた気がする
□ 他の動物を見るのがつらい
□ 誰にも会いたくない、外に出たくない
いくつか当てはまっても、心配はいりません。
ペットロスの表れ方は人それぞれで、
そこに「間違い」や「弱さ」はありません。
ただし、
- 眠れない状態が長く続く
- 体調不良や極端な気分の落ち込みが改善しない
といった場合は、無理をせず、
心療内科やカウンセリングなど専門家のサポートを受けることも大切です。
「ペットロス症候群」として、適切なケアを受けられる場合もあります。

ディアペットが考える
「ペットロスとの向き合い方」
ディアペットでは、
日々多くのご家族の悲しみに寄り添ってきました。
そして、私たちスタッフ自身もまた、
愛する子を見送り、深いペットロスを経験した当事者です。
悲しいとき、涙があふれるときは、
どうか我慢せずに泣いてください。
涙を流すことも、心が回復へ向かう自然な過程のひとつです。
そして、ひとりで抱え込まないでください。
誰かに想いを話し、共感してもらうことは、
癒しへの大切な一歩になります。
心を癒すために、今日からできること
1. お花やキャンドルをそばに置く
あの子の好きだった色や香りを選び、
静かに祈る時間を持つことは、心を落ち着かせてくれます。
2. 「ありがとう」を伝える
手紙を書く、写真に話しかける――
言葉にすることで、気持ちが少しずつ整理されていきます。
3. 小さな供養を生活に取り入れる
お線香を焚く、フォトフレームを飾るなど、
ご自宅でできる手元供養も、安心感につながる方法です。
👉 ペット供養の方法をもっと知る(ペットメモリアル専門店ディアペット)

あなたへ伝えたいこと
あなたが今、苦しいと感じているその気持ちは、
それだけその子が大切な存在だったという証です。
そしてきっと、あの子もあなたのことを心から愛し、
今もお空の上から見守ってくれているはずです。
どうか、ご自身の心と体を大切にしてください。
悲しみの中にいるあなたに、
少しずつでも穏やかな時間が訪れますように。

この記事を書いた人
荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。

