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ペットの骨にはカビが生える?

2017.12.28

ペットの遺骨(遺灰)とは



ペットを火葬すると、お骨が残ります。

これは、犬や猫だけでなく、うさぎや小鳥なども同様です。
ハムスターなどの小さな動物も、少しではありますがお骨が残ります。

この火葬後のお骨を「遺骨」といいます。

もっと細かい状態のものは「遺灰」と呼ばれることもあります。





ペットの遺骨の保管



ペット霊園やペット葬儀者で火葬をすると、遺骨を返してもらえることがあります。

遺骨の状態であっても、まだまだ一緒にいたい・・・
そう思うのは自然なこと。
そのまま自宅で一緒に過ごす人も多いでしょう。

そんなとき、気になるのが保管方法。

遺骨を自宅に置いていると、カビが生えると聞いたことはありませんか?




ペットの骨のカビとは



実は、ペットの遺骨にカビが生えることは、ほとんどありません。
まったく気にしなくても良い、といっても過言ではありません。

ではなぜ、ペットの遺骨のカビを気にするのでしょうか。

その理由は

「火葬されたお骨を見たことがなく、最初からついていた色や模様をカビと勘違いしてしまう」

ことが多く考えられます。

「骨は白いもの」と思っていると、そうではないことに驚いてしまいます。

実は火葬した後のペットの骨には、黒色ところや、灰色のところだけでなく、赤や緑、青い部分や、胞子のように見える部分が存在します。

火葬炉の状態や火葬の仕方、一緒に火葬したものや生前の薬の投与など、さまざまな影響によるものと考えられますので一概には言えませんが、真っ白ではない、ということは理解しておきましょう。




ペットの骨 カビの防ぎ方



時々、風通しを良くするために蓋を開けるという人もいますが、それによりカビの栄養となるほこりや脂などが入らないように注意しなければなりません。

また、粉骨するとカビが生えないと考える人もいますが、これは逆効果です。パウダーにすることで吸湿性が高まりますので、むしろカビのリスクが高まると言ってよいでしょう。

粉骨した場合には、しっかりと密閉し、酸素に触れないようにすることでカビを防ぐとよいですね。

気温差の激しいところや、高温多湿の場所などを避ければ、特別に気にする必要はありません。

どうしても気になる場合には、乾燥剤などを一緒に入れておいても良いでしょう。

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