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茶トラの猫ちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記  ~N M様の場合~

2023.01.05

神奈川県にお住まいのN M様よりお寄せいただいた
茶トラの猫ちゃんとのお別れ体験記です。



あまりにも突然のお別れでした。
出会いは今から7年前、野良ちゃんだったマリオが偶然目の前に現れて。
紆余曲折ありましたが、どうしても諦めきれず、決死の覚悟で素手で捕獲、
目出たく私の最愛の子になりました。

既にマリオにゃんは若くはなく、腎不全がありましたが、
元気そうに見えて、体重も徐々に増えて、先住猫たちとも良い関係を築いて…
私は仕事が忙しく、つい邪険に接してしまう事もしばしば…
それでもマリオは私を探しては後を追いかけてくれました。 

ちょうど2年前、突然マリオが倒れてしまい、慌てて病院へ。
慢性腎不全が進行していました。
これ以上悪くならないようにの治療しかないと言われ、仕事を辞めて、
毎日薬を飲ませて、週2のペースで輸液に通いました。
マリオは少しずつ痩せてしまい、あまり目が見えていないようでしたが、
ゴハンを口元に運ぶと食べてくれたし、トイレも自力で行き、失敗もありませんでした。
天気の良い日にはベランダで日向ぼっこをしていたし、
夜は私のベッドに飛び乗ってきて一緒に寝ていました。

半年程前、離婚することになり、マリオや他の猫たちと一緒に引っ越しました。
相当なストレスを与えてしまいましたが、早いほうが良い、
あと2-3年は元気でいてくれる、と思っていました。
引っ越し後、パートに行くようになり、マリオは特に普段通り過ごしていましたが、
11/18 深夜にいつも通り、腎不全の薬を口に含ませたところ、激しく嘔吐、痙攣…
苦しそうに上を向いて口を開けて、ゆっくりと歩いて隣りの部屋へ。
慌てて追いかけ抱き起こしたところ、力強く私の膝に乗り、今まで聞いたことがない声で鳴きました。

今思うと、あれが私へのお別れの挨拶だったのかな、と思っています。
でもその時の私は、前に倒れた時にすぐに病院に行ったら助かった、という事を考えて救急病院へ。
救急病院に電話している間もマリオの痙攣は続いていました。
あの時、電話なんかせずに、思い切り抱きしめてあげればよかった…
パートなんか行かずに、もっともっと一緒に居ればよかった…
離婚、引っ越しなんかせずに我慢すればよかった…
後悔ばかりが残り、涙が止まりません。


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