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ペットロスの癒し方 ~悲しみの期間と乗り越え方~

2025.10.14

ペットロスの癒し方 ~悲しみの期間と乗り越え方~

ペットは、日々の暮らしに笑顔やあたたかさをくれる大切な家族です。
その小さな命が旅立ったとき、私たちは深い悲しみに包まれ、
何も手につかないほどの喪失感を抱きます。
これが「ペットロス」と呼ばれる心の状態です。


「この気持ちはいつまで続くのだろう」

「どうすれば少しでも楽になれるのだろう」


——そんな想いを抱えるご家族へ。


この記事では、悲しみの期間や乗り越え方、
心を癒すためのヒントをやさしくお伝えします。

ペットロスとは

ペットロスとは、大切な存在を失ったことで生じる深い悲しみや虚無感のこと。
それは“悲しむこと”そのものが、どれほどその子を大切に思っていたかを物語っています。


症状には、次のようなものがあります。

  • 涙が止まらない、何も手につかない
  • 「もっとできたのでは」と自分を責めてしまう
  • 食欲や眠りの変化
  • 無気力や集中力の低下
  • 頭痛、胸の痛み、息苦しさなど身体的な不調
  • 「自分だけが取り残された」と感じる孤独感

どれも自然な反応です。
悲しみの深さは、その子への愛情の深さ。
どうか、ご自身を責めずに、ゆっくりと心を整えていきましょう。

ペットロスはいつまで続くの?

悲しみの期間には個人差があります。
一般的には次のような流れをたどることが多いですが、「正解」はありません。

時期心の状態
急性期(1〜2週間)強い悲しみや後悔が押し寄せ、涙が止まらない時期
回復期(1〜3ヶ月)少しずつ生活リズムを取り戻し始める
適応期(3ヶ月〜1年)あの子の存在を心の中で感じながら前を向けるようになる

あの子の存在を心の中で感じながら前を向けるようになる
時間とともに“悲しみ”は“想い出”へと形を変えていきます。
焦らず、自分のペースで歩んでいきましょう。

心を癒す7つのヒント

  • 感情を受け入れる 
    悲しみや怒り、罪悪感は愛情の裏返しです。無理に我慢しないでください。
  • 思い出を形に残す 
    アルバムやフォトフレームを作る、手紙を書くなど、“ありがとう”を込めた時間を過ごしましょう。
  • 誰かに話す 
    同じ経験をした人に話すことで、心が軽くなることがあります。
  • 専門家のサポートを受ける 
    気持ちが沈み続けるときは、医療機関に相談することも大切です。
  • 新しい日課を作る 
    朝の散歩や読書、植物の世話など、「あの子が喜ぶだろうな」と思えることを続けてみましょう。
  • 健康を整える 
    睡眠・食事・軽い運動。心と体はつながっています。
  • 祈りや供養を取り入れる 
    お花を飾ったり、お線香を焚いたり、キャンドルを灯して「おかえり」と語りかける。それも立派なグリーフケアです。

子どもや家族と向き合うとき

お子さまもまた、大切な存在を失う悲しみを感じています。
「眠っている」などの曖昧な表現ではなく、年齢に応じて優しく説明しましょう。

一緒に思い出を語り、絵を描いたりお手紙を書いたりすることで、
“悲しみ”が“感謝”へと変わっていくこともあります。

家族みんなでお花を飾ったり手を合わせるなど、一緒に想いを届ける機会を設けるのもおすすめです。

新しい家族を迎えるタイミング

「新しい子を迎えるのは裏切りになるのでは…」

そう感じる方も多いですが、それは自然な感情です。

新しい出会いを迎えることは、あの子を忘れることではなく、
“愛を次につなぐこと” です。
家族全員の気持ちが整ったとき、心が自然と“準備ができた”と教えてくれます。

よくある質問(Q&A)

Q. 悲しみが長く続くのはおかしいことですか?

A. いいえ、まったくおかしいことではありません。
 悲しみが長く続くのも、少しずつ前を向けるようになるのも、どちらも自然なことです。
 悲しみ方に“正解”はありません。
 それぞれの心が、それぞれの形で癒えていくものです。
 どうか周りと比べず、ご自身のペースで過ごしてください。

Q. お骨を手元に置いていてもいいのでしょうか?

A. もちろんです。お骨を手元に置いておくことは、立派な供養のひとつです。
 供養の形に「正解」はありません。
 大切なのは、あなたがその子を一番近くに感じられる場所で、穏やかに祈れること。
 その時間こそが、あの子との“絆”をつないでくれます。

Q. どんな供養をすればよいかわかりません

A. そんなときは、ディアペットのスタッフがやさしくご案内いたします。
「うちの子セレモナビ」で、お悩みに合った供養の形を見つけていただけます。

🌈うちの子との絆は永遠に

悲しみの中にいるときは、出口が見えないように感じるかもしれません。
けれど、確かに言えることがあります。

あなたがその子を想い続ける限り、絆は消えません。

毎日の祈りや小さな灯、そっと語りかけるひととき。
それらのすべてが、あの子への「ありがとう」という優しいメッセージです。

どうか、あなたの心が少しでも穏やかに、
大切なお子さまを想う時間を過ごせますように。

この記事を書いた人

荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。

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