大切なうちの子を見送ったあと、
深い悲しみや喪失感に包まれるのは、とても自然なことです。
涙が止まらない
眠れない日が続く
何も手につかない
それは「弱いから」でも、「立ち直れていないから」でもありません。
それだけ、うちの子を大切に想っていた証です。
けれど時に、その悲しみが長く続き、
心や体に大きな負担をかけてしまうことがあります。
この記事では、
- ペットロス症候群とはどんな状態か
- 医療機関に相談してもよい目安
- 「行ってもいいのかな…」と迷っている方へ伝えたいこと
を、ディアペットの想いを込めて、やさしくお伝えします。
目次
ペットロス症候群とは|深い愛情が引き起こす心と体の反応

ペットロス症候群とは、
ペットとの別れをきっかけに、心や体に不調が現れる状態を指します。
これは決して珍しいことではありません。
人が大切な家族を失ったときと同じように、
深い悲嘆反応として起こる、自然な心身の反応です。
よく見られる症状には、次のようなものがあります。
- 強い抑うつ感や無気力が続く
- 夜眠れない、何度も目が覚める
- 食欲が極端に落ちる、または過食してしまう
- 集中力が続かず、仕事や家事が手につかない
- 胸の苦しさ、動悸、頭痛などの身体症状
- 「生きる意味が分からない」と感じてしまう
「まだ頑張らなきゃ」
「これくらいで病院に行くのは大げさかも」
そう思ってしまう方ほど、実はとても頑張り屋さんです。
医療機関に相談してもいい目安|“つらさ”で判断して大丈夫

よく、「1ヶ月以上続いたら受診を」と言われることがあります。
これはあくまでひとつの目安であり、絶対的な基準ではありません。
大切なのは、期間よりも「今のつらさ」です。
こんな状態が続いている場合は、
無理をせず、医療機関への相談を考えてみてください。
- 眠れない・食べられない日が続いている
- 日常生活や仕事に支障が出ている
- 気持ちが沈んだままで、少しも楽にならない
- 不安や孤独感が強く、ひとりで抱えきれない
- 「このままで大丈夫なのかな」と感じている
心療内科や精神科では、
ペットロスを含むグリーフ(悲嘆)への理解が進んでいます。
「ペットのことなのに…」と遠慮する必要はありません。
あなたの苦しさは、ちゃんと相談していいものです。
「病院に行く=弱い」ではありません
医療機関に相談することは、
悲しみから逃げることでも、負けることでもありません。
それは、
自分の心と体を守るための、ひとつの選択肢です。
誰かに話を聞いてもらうことで、
- 気持ちが整理できたり
- 呼吸が少し楽になったり
- 「ひとりじゃない」と感じられたり
することもあります。
治療や薬が必要ない場合でも、
「今はとてもつらい状態ですね」と言葉にしてもらえるだけで、
心がふっと軽くなることも少なくありません。
ディアペットから、あなたへ

ディアペットのスタッフもまた、
それぞれが「うちの子」を見送り、
深いペットロスを経験してきました。
だからこそ、はっきりお伝えしたいことがあります。
ひとりで耐えなくていい。
我慢し続けなくていい。
悲しみには、その人なりの癒え方があります。
そして時には、誰かの力を借りることが、
回復への大切な一歩になることもあります。
まとめ|あなたのつらさは、ちゃんと大切にしていい
ペットロスの悲しみは、愛情の深さそのものです。
もし今、
「もう限界かもしれない」
「このままでは苦しい」
と感じているなら――
それは、助けを求めていいサインです。
医療機関、カウンセラー、信頼できる人。
どんな形でも構いません。
あなたの心と体が、少しでも楽になりますように。
そして、うちの子への想いが、
いつかやさしい形で心に残っていきますように。
ディアペットも、そのお気持ちに寄り添ってまいります。
この記事を書いた人
荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。

