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ペットロスの人に言ってはいけない言葉とは?避けたい5つのフレーズとその理由

2025.05.25

ペットロスの人に言ってはいけない言葉とは?避けたい5つのフレーズとその理由

避けたい5つのフレーズとその理由

ペットを亡くして悲しんでいるご友人やご家族に、
「何かしてあげたい」「声をかけてあげたい」――
そんな優しい気持ちが自然と湧いてくるものです。

ですが、励まそうとしてかけた言葉が、
かえって相手の心を傷つけてしまうことがあるのも事実です。
今回は、ペットロスの方に対して言わない方がいい言葉と、その理由についてお伝えします。

ペットロスの人に言ってはいけない5つの言葉

1. 「でも、ペットでしょう?」

人と動物は違う――それは当然のことです。
でも、毎日を共に過ごしたペットは、飼い主にとってかけがえのない存在です。
家族であり、子どもであり、親友であり、パートナーでもある。
その存在を軽んじられるような言葉は、深い悲しみの中にいる心を強く傷つけてしまいます

2. 「動物は短命なんだから、仕方ないよ」

寿命が短いことはわかっている。
見送る立場になることも理解している。
それでも――「仕方ない」では割り切れないのがペットロスです。
親を亡くした人に「先に亡くなるのは当たり前だよ」と言うのが不適切であるように、
この言葉は「冷たく感じる」可能性があります。

3. 「長生きだったよね/大往生だよ」

一見、褒め言葉にも思えるこのフレーズ。
でも、「もっと一緒にいたかった」という気持ちは、
どんなに長生きした子であっても変わりません。
「もう十分だったでしょ?」と言われているように感じて、
悲しみに蓋をされてしまうこともあります。
※ご本人が「長生きしてくれた」と話していた場合は、その言葉に共感する形で返してあげましょう。

4. 「また次を飼えばいいじゃない」

旅立った子は、世界に一人しかいない唯一無二の存在です。
どんなに新しい命と出会っても、
「失った存在の代わりにはなれない」ということを忘れてはいけません。
流産された方に「また次を作ればいいよ」とは言わないのと同じように、
この言葉は大きな誤解と傷を生んでしまいます

5. 「泣かないで/そんなに泣いたら成仏できないよ」

「泣かないで」と言われると、悲しみを我慢しなければならない気持ちになります。
ペットロスの回復には、しっかり悲しみと向き合うことが大切です。
泣いて、思い出して、気持ちを整理すること――
それが必要な時間であることを、どうか理解してあげてください

あたたかい気持ちが、正しく届くために

動物と暮らした経験のある方でも、
考え方や悲しみの深さは人それぞれです。
言葉は時に、気遣いのつもりが「無理解の証」として伝わってしまうこともあります。

悪気がないこと、心から寄り添いたいと思っていること――
それも、ペットロスの当事者にはきっと伝わっています。

大切なのは「想像力」と「共感」

もし言葉に迷ったら、こう考えてみてください。
「この言葉、人を亡くした人にも同じように言えるだろうか?」
犬、猫、うさぎ、鳥、モルモット、亀……どんな生き物でも同じです。
大切な家族を見送った方に対しては、種を問わず同じやさしさと想像力が必要です。

まとめ|言葉より、そばにいること

ペットロスの方が本当に求めているのは、
「こう言ってほしい」ではなく、そばにいてくれる安心感かもしれません。
無理に声をかけなくても、
そっと寄り添う、話を聞く、ただ一緒に涙を流す――
それだけで、救われる瞬間がきっとあります。
大切なその気持ちが、どうか正しく伝わりますように。

この記事を書いた人

荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。

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