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ペットが死んでしまったら ~葬儀・葬式・火葬のこと~

2020.11.11

人が亡くなったら、
お葬式(通夜・告別式)でお別れをしてから、火葬、埋葬をするのが一般的です。

では、ペットの場合はどうなるのでしょうか。

悲しみ、ショック、さまざまな気持ちが入り混じる中で、
飼い主としての役割を果たすためにも、
そして後悔が残らないようにするためにも、
どんなことができるのか知っておきましょう。




ペットのお葬式は?



ペットの場合、お葬式は簡略化されており、ペットの葬儀=火葬となることがほとんどです。
ペット霊園や寺院では、火葬の前にお別れの時間が設けられていることもありますが、
人間の葬儀のようにお坊さんがいて、参列者がいて・・・という式をあげることはまれです。
本来であれば、大切な家族ですから、人と同じように供養したいところ。
ですが残念ながら、それが叶いにくいのが現実です。

お通夜がない分、せめて1晩はゆっくり一緒に過ごしましょう。
(蘇生の可能性もありますので、かならず一晩は様子を見たほうが良い、ということもあります)

そして、ご遺体の前に香を手向けたり、お世話になった人に来てもらったりして、
立派な告別式ではなくても、お別れの時間を持つようにしましょう。


火葬の種類は?



火葬には種類がある、というのはペットならではかもしれません。
まず、どこで火葬してもらうのかについてです。

1.ペット霊園(民間)
2.ペット供養をしている寺院(民間)
3.移動火葬車(民間)
4.市区町村の火葬場(公営)

つぎに、「どのように火葬してもらい、お骨をどうするか」選ぶことができます。
(施設によっては選べません)

1.うちの子だけで火葬してもらい、お骨を返してもらう
2.うちの子だけで火葬してもらい、お骨は埋葬する
3.ほかの子と一緒に火葬してもらい、お骨は埋葬する


どう決めたらいい?



まずは飼い主さんがどうしたいか、をよく考えておきましょう。
お骨は手元に置きたいのか、それとも埋葬したいのかによっても絞られてきますし、
予算、スケジュール、立地などによっても異なります。

たとえば、家族全員がそろう日に火葬したいけれど、日中は難しい。
という場合なら、夜間でもOKの移動火葬車に来ていただく、といった具合に、
ライフスタイルや希望によって選択肢が変わってくるでしょう。

公営火葬であれば費用が抑えられる反面、焼却処分のような場合もありますし、
人と同じ設備の火葬炉で火葬し、お骨拾いまでさせてもらえることもあります。

地域によっても差がありますので、
・どうしたいか
・何ができるのか
をよく考えてから火葬するようにしましょう。

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