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亡くなったペットの写真を撮ってもいいの?SNS投稿は?

愛おしい姿を、最後まで記録に残したい。そう思うのは自然な気持ちです。
しかし、「亡くなったペットの写真を撮るのは不謹慎では?」「SNSに投稿してもいいのかな?」と悩む方も少なくありません。
この記事では、亡くなったペットの写真撮影やSNSへの投稿について、後悔しないための心構えと配慮すべきポイントをお伝えします。
写真はペットの「生きた証」

ペットを亡くした直後、写真を見るたびに辛くなることもあるかもしれません。
「もう会えない」という現実が、より強く胸に迫ってくるものです。
しかし、写真はペットが私たちと共に過ごした「確かな証」。
無理をせず、見たくないときはそっとしまっておいて構いません。
時間が経ち、心が少しずつ癒えてきたとき、「やっぱり可愛い」「ありがとう」と感じられる日が必ず来ます。
ペットの遺体を撮るのはOK?
結論から言えば、ペットの遺体を撮影すること自体に問題はありません。
それは最期の姿を見届け、心に刻むための行為であり、不謹慎ではないのです。
たとえば、筆者も最愛の猫を看取ったあと、そっとツーショットを撮りました。
涙で腫れた顔と、静かに眠る愛猫。
見るたびに胸は締め付けられますが、かけがえのない時間の記録として、今も大切にしています。
SNSに投稿しても大丈夫?配慮したい3つのこと

SNSでペットとの思い出を共有したいと考える方もいらっしゃるでしょう。
ただし、「亡くなった姿」の投稿には注意が必要です。
SNSは不特定多数の人が目にする場所。
見た方が驚いたり、悲しみを感じたりすることもあります。
以下の3点に配慮しましょう。
- 画像に「閲覧注意」と入れる(キャプションやストーリーズで告知)
- 投稿文に想いを添える(背景や気持ちを説明する)
- ペットが好きな方の心を考える(悲しみを共有する場であることを意識)
写真は「残していい」、ただし投稿は「考えてから」
亡くなったペットの姿を記録に残すことは、悲しみと向き合い、心の整理をする一つの方法でもあります。
ただし、その写真を公開するかどうかは別の話。不特定多数が目にするSNSでは、自分の気持ちと同じくらい、見る人への配慮も大切です。
まとめ

亡くなったペットの写真撮影は問題ありません。
その姿も「大切な思い出」として残す価値があります。
SNS投稿は自由ですが、見る人への配慮を忘れずに。
ペットと過ごした日々は、かけがえのない宝物。
最期の瞬間も、あなたの大切な記憶として、どうか優しく残してあげてください。

この記事を書いた人
荒木 奈緒美
愛猫を亡くしペットロスを経験、うちの子に導かれるようにディアペットへ入社。
店舗スタッフを経験し、ディアペット大阪・名古屋店長へ。
動物葬祭ディレクター1級、愛玩動物飼養管理士2級保有。