生前に愛用していた遺品たちをどうしようか、
ふと悩むこともありますよね。
今回は、おもちゃやケージなどの遺品をどうするかについて
お話をしていきたいと思います。
置いておいてはいけないの?
ペットの旅立ち後、いつまでに整理しなければいけない、という決まりはありません。
中には数年、数十年と、遺品をそのままにしている方もいらっしゃいます。
あの子の面影を感じて心が休まる、温まるのであれば、そのままにしておいても良いでしょう。
自分の中で心の整理や時間の区切りができて、
自然に「どうにかしようかな」と思ったときに整理するようにしましょう。
とくにブランケットやお洋服、おもちゃなどは、
あの子の匂いが残っていたりして手放し難いもの。
無理にすべてを手放す必要もありませんので、
あとで後悔することのないように判断をしたいですね。
処分したいと思ったときは?
自治体のルールに従って処分していただいて問題ありません。
処分してしまうものとはいえ、生前のわが子の生活をサポートしてくれた大切なもの。
きれいに掃除したり、塩をまく、紙で包むなどしたうえで、
「ありがとう」と声をかけて気持ちよく手放すと良いでしょう。
処分したいけれどしにくい時は?
特におもちゃやお人形などは処分しにくいと感じる方も多いようです。
そうした場合には、思物供養(しぶつくよう)といって、
想いのこもったものを供養してから、お焚き上げをお願いするのも良いでしょう。
思物供養の代表的なものは、人形供養です。
ペット供養のお寺だけでなく、一般的に人形供養というものが行われていますので
近くのお寺さんに伺ってみても良いですね。
お経をあげていただき供養すれば、気持ちよく見送ることができるでしょう。
最後に
繰り返しにはなりますが、無理に手放さなくてはいけないものではありません。
自分の心としっかり相談をして、
整理したいと思ったときになさってくださいね。