猫ちゃん(ミックス)とのお別れ体験記です。
リルは1歳と10ヶ月という短い猫生でした。
もともと1匹飼っていたものの、お家が広くなったため、
もう1匹迎え入れようと保護猫サイトを見ていたのがきっかけ。
1匹のつもりだったのにあまりの可愛さに兄妹で迎えることになり、
我が家は一気に賑やかになりました。
リルは、天真爛漫で無邪気で、
遊ぶことも、甘えることもいたずらも何もかもに全力で、
文字通り命を燃やして生きているという印象でした。
そんな可愛いリルに私達夫婦は一瞬で魅了され、
瞬く間に私達にとってかけがえのない大切な家族でした。
ある時、何度も胃液を吐く症状が現れ急いで動物病院へ。
その時は点滴を受けるとすぐに元気になり一安心していましたが、
2ヶ月ほど経って再び嘔吐。
その時も点滴で元気になり、そのまた1ヶ月後にも嘔吐。
これまで2回のことがあったため2日ほど様子を見ましたが、
よくなるどころか悪化し、中程度の脱水症状との診断でした。
一晩泊まって明日には帰宅できるでしょうとのことでしたが、
次の日の朝に病院から電話があり、肺に水が溜まり呼吸が苦しくなっていて、
この水が排出できなければ亡くなる可能性もあると知らされました。
酸素室で苦しそうなリルの様子に涙が止まりませんでした。
ほぼ一日中酸素室の前で神様に祈り続け、心の中でリルの回復を願いましたが、
レントゲンを撮るため抱き上げた際に肺の水が激しく逆流し、
そのまま意識を失い、心臓マッサージや投薬も虚しくそのまま天国へ行ってしまいました。
急性腎不全とのことでした。
あまりにも突然の最愛の家族との別れに今も心の整理がつかず、
思い出すと涙が止まりません。
もっと早く病院に連れて行ってあげれば
こんなに早く亡くなることはなかったかもしれない。
後悔が募ります。
なにより仲の良かったお兄ちゃんのラフがかわいそうで、
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今いる2匹を心から愛して大切に育て、
天寿を全うさせてあげることが私達の使命だと思っています。
可愛い可愛い私達の天使。
うちに来てくれてありがとう。
たくさん幸せをありがとう。
天国でこころいっぱい走り回って待っててね。
いつかまた会えたら嬉しいな。
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