FAQよくある質問

ペット火葬までに準備するものはありますか?

遺体の腐敗を防ぐドライアイスや保冷剤、棺やお布団セットなどのお見送り用品、一緒に火葬する副葬品を準備するのがおすすめです。他にも、うちの子が生きた証として足あとを残すことの出来るグッズなども販売されています。いずれも必ず必要というわけではありませんが、準備することでより安心してわが子を悔いなく見送ることが出来るでしょう。

火葬までに準備するとよいもの

  • 保冷剤やドライアイス:
    遺体の腐敗を防ぐために必要となります。
  • 棺やお布団セット:
    しっかりと丁寧に旅立ちの準備を出来るのはもちろん、
    火葬までの時間もゆっくりと休ませてあげることが出来ます。
    ※火葬業者によって火葬不可の場合がございます。必ず火葬業者へご確認ください。
  • 足あとを残すもの:
    火葬の前なら足あとをのこすことが可能です。
    スタンプや粘土で取ることが可能で、専用のキットも販売されています。もしスタンプや粘土で取ることが難しければ、写真に残しておくのもおすすめです。
  • 一緒に火葬する副葬品:
    一緒に火葬することでペットに持たせてあげる物を”副葬品”と言います。好物やお花、お手紙などが一般的です。
    ※火葬業者によって火葬可能なものが異なります。必ず業者へ確認しましょう。

保冷剤・ドライアイスについて

遺体を適切に冷やすことで腐敗を可能な限り防ぐことが出来ます。
特にドライアイスは-79度と非常に低温で、溶けても気体になることから遺体が濡れづらいという特徴があります

  • 保冷剤や氷を頻繁に取り換えるのが難しい
  • 出来るだけ清潔に体を冷やしたい
  • 気温の高い時期の旅立ち

上記のような場合は、ドライアイスの使用をおすすめします。

【おすすめ記事】
ドライアイスの重要性と入手方法 ~大切なペットを見送るために 火葬の準備と心構え ~
ドライアイスがない時はどうする?ペット火葬までの保冷剤の使い方

棺の選び方

ペットのための棺には、いくつかの種類があります。火葬業者によっては棺自体が火葬不可な場合もありますが、素材によっては火葬可能な場合もあるため、しっかりと確認することが大切です。

  • 木製の棺:
    桐製のものなど、故人様向けの棺と遜色のない棺もあります。
    比較的高価格な場合が多いでしょう。
  • 紙製の棺:
    多くは段ボール製で、さまざまなデザインのものがあります。
    比較的低価格な場合が多いですが、デザインや付属品により異なります。
  • バスケットタイプ:
    上記の棺のような箱型ではなく、上部がオープンなバスケットタイプ。
    解放的でかわいい印象です。
  • お布団セット:
    火葬業者によって棺の火葬が難しい場合でも、
    布製のお布団なら火葬可能な場合があります。
    ペット火葬専用のお布団セットも販売されています。
桐製のペット棺
バスケットタイプ
小さなペット用の棺もあります。

足あとを残すもの

スタンプで残したり、粘土で立体的に残したりといくつかの方法があります。
下記の記事で詳しくご紹介しておりますので、ぜひお読みくださいませ。

【おすすめ記事】
火葬までに出来ることはありますか?
火葬前に足あとを残したいのですが、どうすればいいですか?

副葬品の選び方

火葬の際、ペットと一緒に燃やすことができる品々があります。これらは「副葬品」と呼ばれ、ペットへの最後の贈り物となります。

  1. お花:
    感謝の想いと、迷わずにお空へ旅立てるよう願いを込めて一緒に火葬します。
  2. 好物:
    大好きだったフードやおやつ、一緒に食べた思い出のものなどを選びます。
  3. 手紙:
    家族の想いをしたためたお手紙を添えることもできます。
  4. おもちゃや洋服:
    お気に入りのおもちゃを持たせたり、愛用していた洋服を着せたりすることができます。

注意: 副葬品として何を入れられるかは火葬業者によって異なるため、事前に確認することが重要です。

ご家族自身の準備

ペットの火葬に際しては、ご家族自身の心の準備も重要です。

  • 服装:
    基本的には黒や紺、グレーなどの落ち着いた色の服装が適切です。
  • 持ち物:
    ハンカチやティッシュ、数珠(必要に応じて)を用意しましょう。
  • 心の準備:
    悲しみに圧倒されそうになっても、最後のお別れの時間を大切にしましょう。

まとめ

ペットの火葬は、愛する家族との最後のお別れの機会です。
適切な準備をすることで、心を込めてペットを見送ることができます。遺体の保管、棺の選択、副葬品の準備など、細かな点に気を配ることで、後悔のないお別れができるでしょう。

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